ファナック全国行動
※各担当者から寄せられた報告です
◆山梨県 ファナック山梨サービスセンタ(本社)
▸参加者は11人。「ZENKO」の6人に、「FreeGAZA・北杜」の方も5人参加してくださった。山梨県忍野村には、「ファナック通り」と名付けられた行動がある。その周囲一帯の広大な敷地にファナック社は存在する。まさに「ファナック城下町」である。
▸早朝8時から拡声器で出勤者に訴え、FreeGAZA・北杜のメンバーと一緒にビラまきとプラカードを掲げたスタンディングを開始。正規雇用社員の他、工場で働いているとみられる多くの労働者や搬出入を行なう運送会社のドライバーが注目する。チラシも何人かが受け取ってくれた。行動の最中、責任者に「+1(877)」発信(カナダ・北米発信)の電話が入り、「こちらは警視庁刑事部捜査2課のイトウと言うものです」と名乗る。「警視庁なのになぜ03発信ではないのですか」と問うと、プツリと切れた。


▸10時からは要請行動。総務部社員が対応し、40分程度の行動となった。拡声器を使い大きな声で全国一斉行動であることを告げ、要請書のすべてを読み上げ手交。またその取扱いについて何度も追及。担当社員は、「本日中に社長に渡る部署に伝える」「回答するかも含めた対応は後日になる」「その進捗については答えられないが、電話していただくのは結構です」などと述べた。

▸午後1時過ぎに忍野村役場を訪問し、村長と村会議長への申し入れ。役場に着くと、アポ取りをしていないにもかかわらず職員が「2時にいらっしゃる予定ではなかったですか?」と切り出す。こちらの行動予定情報が既に役場にも入っていることが分かった。対応責任者がまだおらず暫く待って、総務課課長と面談。要請書を読み上げ手交。FreeGAZA・北杜のメンバーは、「ファナック創業者が山梨名誉県民にされているがとんでもないこと。ファナックが虐殺に手を貸しているということについて、これを誘致している行政にも責任がある」との趣旨を明確に伝えて追及された。
※待ち時間の間…役場ロビーには「ファナック・ロボット」が展示され、アームを動かしていた。科学技術を学ぶ教材として、学校などに貸し出ししているとのことであった。しかし武器製造に使われていることなどは伝えられていない。



▸その後、3つに分かれ地域へのビラ戸別配布を約1時間半ほど取り組んだ。出会った人に「国連でファナックのロボットがイスラエルの軍需工場で使われていると報告された」など伝えると、「まじか。知らなかった」「戦争はダメだ。お疲れ様」など会話も進んだ。
▸全体でまとめを終え、陸上自衛隊東富士演習場から北富士演習場、滝ケ原駐屯地、米軍CAMP FUJIなど視察し終了。
▸FreeGAZA・北杜のメンバーにZENKOやMDSの活動などを紹介。FreeGAZA・北杜からも運動の経緯やパレスチナ映画上映会のチラシを頂いた。FreeGAZA・北杜のメンバーとの出会いが、行動を充実したものとして成功させた。「ZENKOって初めて聞いた」「こんな取り組みをしていらっしゃるのは知らなかった」「これからも一緒に頑張っていきましょう」…など感想を頂いた。これからもつながり、互いの運動を紹介しあい連帯を強めていきたい。