◆北海道 ファナック北海道支店


▸ZENKO北海道のほか、週刊MDSの読者の方や「北海道パレスチナ医療奉仕団」方が参加し5名の行動となった。進行表を作成し、13:45集合→14:00要請→14:10リレースピーチ→シュプレヒコールで終了とした。スピーチは2名で行った。
▸FANUC北海道支店には、申し入れに応じるようアポの際に求めたが、結局応じず。正門を固く閉ざし、通用門もコーンで封鎖。他支社のようにポストを臨時で設置する対応もなかった。要請書は行動終了後、配達記録で発送となった。
▸シュプレヒコールは統一プラカードのフレーズから「ファナックはガザ虐殺に加担するな!」「兵器製造ロボット売るな!」の2つ。これに加え、「国際法違反の虐殺に加担するな!」「ファナックはイスラエルへの協力をやめろ!」「イスラエルに技術協力するな!」「ファナックは「死の商人」になるな!」を加え、6種類を2回ずつコールした。
▸途中、FANUC北海道支店の向かいにある別の企業の従業員がわざわざ出てきてスピーチ内容を聞いてくれていた。FANUCの「ジェノサイド加担」は伝わったと思う。
▸公安は来ていたが、車を北海道支店の前で一瞬停めて「偵察」しただけで走り去った。高市政権になったこと、北海道警には「安倍ヤジ排除事件」の前科もあることから「大弾圧体制」も予想していたが、拍子抜けだった。
▸終了後、集合場所「ゆめちからテラス」に戻り、4名でミニ反省会。「次回の行動があるなら、従業員が社外に出てくる可能性がある昼休みの時間帯にアピールをしてはどうか」、「ここ(ゆめちからテラス)は直売所も兼ねていて客がたくさん来るので、要請行動の前後でビラ配りをしてはどうか」など建設的な提案が出された。次回以降の行動に活かしたい。
◆群馬県 ファナック前橋支店

▸新前橋にあるファナック前橋支店行動は2名で実施。
▸事前に電話して要請行動に対応するよう依頼してありましたが、「対応できない」との返事でした。当日、前橋支社前から再度支社に電話し、「対応はしない、要請書はポストに入れてください」の返答でした。
▸支社前で要請文の内容を街頭宣伝してチラシまきを行いました。通行人が少ないので主に会社の向けての抗議・要請のマイクアピールです。
▸その後、新前橋駅前に移動して、駅前も人はまばらでしたが、7人の方と対話できました。「ファナックは元富士通の関連会社でしたよね」と語る方もいました。
◆埼玉県 ファナック浦和サービスセンタ


▸東京駅の行動の後に、ファナック浦和サ-ビスセンタ-に5人で要請訪問。浦和サービスセンタには歩いて10分弱。14:25頃に到着。
▸周囲に目立つ3階建ての大きな建物で、駐車場に車が止まっていたが、その入口にインタフォンがなく、入口と駐車場の門は鍵がかかって閉まっていて、敷地内には誰も見えず。建物内の人に訪問の趣旨を伝える方法が見当たらないので、「ファナックはイスラエルに協力するな」の看板を掲げて、入口からマイクで、「訪問予定をお伝えしていた全国交歓会です。ファナックはイスラエルの兵器・爆弾を製造、供給する企業にロボット製品を納入していますか。もし供給しているならすぐに止めてほしい、と要請に来ました。どなたか出て来てください」と呼びかけた。
▸5分程度待ったが返事がないので、要請書をポストに入れ、近所にポスティングし、南浦和駅で宣伝。「ファナックは世界的な大企業で浦和にも事業所があります。ファナックはイスラエルに兵器を供給す
る軍事企業にロボットを納入しています。これを止めるよう、今日は全国でファナックへの申し入れをしています」と宣伝を行いました。警察などの介入はありませんでした。
◆茨城県 ファナック筑波支店


▸茨城県の筑波市で、常磐道の矢田部ICから近いところにある。東京駅の行動の後、4名が車で駆けつけた。
▸約束の時間の前から支店の門が閉じられていた。下見に来たときは、オープンであった。支店に電話で到着を知らせたところ、「要望箱に入れて」とのこと。やむなく、要望書にそったマイク宣伝と、プラカード掲示を外から行った。
▸工業団地の端の所で、通行人がいないのが残念だが、会社へのプレッシャーを与えたのではないかと思う。
◆東京都 ファナック日野支社


▸朝の8時から7名の参加で社前で社員向けにチラシを配布。9時15分から45分まで、支社への要請行動に取り組んだ。地域の市民団体「戦争はダメです!共同アクションひの」の方も参加して頂き、初めて参加される方もチラシの配布から参加し9名の共同での行動が実現できた。参加された方から、「いつもは3名だったが今回は多かった。闘いの広がりを感じた」など感想が出された。
▸会社の方も、初めて警備員を3名、また監視人2人を配置し、さらに通用門を変更させるなどいつもと異なる体制で私たちの行動に対応した(社員の方も、いつもは正門から入室するが、通用口が変わったために門のところでウロウロして、その後気づいて会社内に入ると言ったことが起きていた)。社員のチラシ受け取りはなかった。
▸会社はいつもの社員が電話で対応し、「要請文2つはポストの中にいれるように」というものであった。社前で、参加者皆でアピールを行い、午前の行動を終了した。
◆神奈川県 ファナック横浜サービスセンタ

▸11人が参加。相鉄線さがみ野駅から徒歩で15分。横浜サービスセンターと言いながら、横浜市ではなく座間市の国道246号線沿い、工場が並ぶ一角にあります。自社名を大きく彫り込んだ門はありましたが、ファナック社は別会社の建物の裏側にあり見えません。
▸10時から門前で宣伝行動を行いました。同社の工業用ロボットがイスラエルの軍需産業の兵器製造用に提供され、ガザ・ジェノサイドに使われている事実を訴えました。
自社製品がガザの子どもたちを殺す武器づくりに使われていることをどう思うのか、参加者の発言が続きました。
▸最後に要請書を届けようとしましたが、警備員が、「関係者しか通せません」とオウム返しの回答。門の横のポストに要請書を入れようとしたら、他社のものでファナック社のものはない」とのことで、郵送しました。
◆愛知県 ファナック名古屋支社 名古屋サービスセンタ


▸名古屋支社・サービスセンタ(愛知県小牧市)への要請は、京都・滋賀・そして地元愛知からの参加の11人で行いました。
▸支社に事前のアポ取り電話をしたときには、「事務棟のポストに要請書を入れておいてください」と言われていましたが、行ってみると社前の道に面した場所にわざわざ今日のために用意したと思われる真新しいポストが立っていました。ご丁寧に「ポスト」と書いたシールが貼っており、下にはまっさらの梱包材プチプチが敷かれていました。私たちが到着して、「会社に直接要請を行い、要請書を手渡したいのでどなたか出てきてください」と電話をしましたが対応は無し。マイクで要請書を読み上げる間、ほかの10人がしっかり横断幕やプラカード、パレスチナ国旗を掲げてアピール。よく目立ったようで通行する車は覗き込んで見ていきました。会社の窓からも見ている人影がありました。
▸サービスセンタ(同市内)へも訪問しましたが、呼び鈴もなく門番もいない。誰も通行しないので、要請を読み上げ、写真撮影のみ行ったあと住宅街に引き返し、近隣で400枚のポスティングを行いました。
▸支社では要請書の読み上げとスタンディングをしっかり行い、注目されて目立つ行動に。また人がいないサービスセンタでは短く要請書を読み上げ、社前スタンディングも短く切り上げ、すぐにポスティング宣伝に移動するなど、効率的な行動としました。またポスティング用にあらかじめ5グループに分けた縮小地図と拡大地図を準備し、スムーズにグループ分けをしてチラシ撒きに取り組むことができました。
▸愛知のガザ緊急アクションともつながりのある方と一緒に行動でき、栗ご飯のおにぎりや名古屋土産を差し入れしてくださいました。皆さん喜んでその場でおよばれしました。またZENKOがファナック全国一斉行動に取り組んだことを、とても喜んでくださいました。
▸支社前では行動中に、距離を一定に保って様子をうかがっている不審者もありましたが無事終了。航空自衛隊小牧基地も近く上空を頻繁に自衛隊機が飛んでいたことも報告しておきます。