「台湾有事」NO! 沖縄戦を繰り返すな!国際連帯で琉球弧の軍事要塞化、辺野古新基地を止め、対話で平和を!(ZHAP:ZENKO辺野古反基地プロジェクト)

DSA沖縄代表団:米軍基地反対への闘い
DSAメンバージェラルド・ダルボンさんが2023年7月、ZENKOと共に沖縄と神奈川の横須賀を訪問。米軍基地を視察し、沖縄で闘う反戦活動家に会い、交流した。ビデオはDSAメンバー、セス・ダルトンさん撮影編集したもの。

ZHAP(ZENKO辺野古反基地プロジェクト)は「沖縄・辺野古新基地建設を止めよう」とDSA(アメリカ民主主義的社会主義者)など米国市民とともに賛同署名1万筆を集め、米国・連邦議員への働きかけを開始しました。日米両政府は、ウクライナ戦争や朝鮮・中国の脅威を煽り、琉球弧(南西諸島)の島々で日米一体の大規模軍事訓練、ミサイル基地の建設などさらに軍事要塞化を加速しています。偶発的にでも軍事衝突が起きれば、沖縄・全国が戦場となります。新たな戦争を起こさせないため、軍事力ではなく対話で平和をつくろうと米国政府に声を届けます。

ZHAP(ZENKO Henoko Anti-base Project / ZENKO辺野古反基地プロジェクト)は、全米最大の社会主義組織であるDSA(アメリカ民主主義的社会主義者)やプログレッシブ進歩派議員団とともに、バイデン政権に対して辺野古新基地建設の中止を求め、「台湾有事」を起こさせないことを訴える新たな賛同運動です。

二次署名のチラシができました

1

日米一体の軍事強化はやめて

与那国島、石垣島、宮古島、沖縄島、奄美大島、馬毛島など琉球弧の島々でミサイルなどの基地建設が強行され、日米合同訓練が激化しています。さらに中国を攻撃できる長距離ミサイルの配備が狙われています。「台湾有事」を想定した「日米共同作戦計画」では、米軍は鹿児島から沖縄の40の島々に臨時軍事拠点を設置し、中国を攻撃します。一度、戦争が起きれば島々が標的となり、戦場となると人々は軍事要塞化に反対しています。

2

辺野古新基地建設は中止を

沖縄・辺野古新基地建設工事により、ジュゴンなど絶滅危惧種が棲息する自然豊かな海が破壊されています。また水深90mもの深さに存在する軟弱地盤により、基地建設は完成を見通せていません。南部の沖縄戦の遺骨土砂を埋め立てに使用する計画もあり、人道上許されません。辺野古新基地はすぐに中止すべきです。

3

地域外交・対話による平和を

沖縄県は23年4月に地域外交室を設置し、海外との交流などを通じて平和の大切さを訴え、緊張緩和にむけた外交努力を行っています。玉城デニー知事は韓国、中国、ハワイ等への訪問を企画し、経済・貿易活動の活性化と、地域外交を行うことで対話による平和構築を推進しています。日米両政府も対話による平和外交に徹するべきです。

4

PFAS※による健康被害の調査を

全国でPFAS(ピーファス)による水源の汚染が明らかになり始め、米軍基地が主要な汚染原因と考えられています。PFASは何千年も分解されず、発がん性が疑われ「永遠の化学物質」と呼ばれています。周辺住民への健康調査、米軍基地への立ち入り調査、泡消火剤などへのPFASの使用禁止などの対策が必要です。
※有機フッ素化合物

DSAとは?

DSA(アメリカ民主主義的社会主義者)は9万人の会員を有する米国最大の社会主義組織です。1982年に結成され、労働運動や地域の民主化、人種差別反対の運動を進めてきました。また大学生などの組織YDSAもあります。グローバル資本主義の下で、貧富の格差拡大、差別、戦争政策が進められています。DSAはメディケア・フォー・オール(国民皆保険)、グリーン・ニューディール、カレッジ・フォー・オール(大学の学費無料化)、富裕者増税など、グローバル資本に財源を負担させて人々の命と暮らしを守る社会主義的政策を訴えています。
2019年7月、私たちは2019 ZENKO in 東京に初めてDSAの代表としてビル・イェイツさん(DSA国際委員会のアジア太平洋地域担当)を招き、交流しました。
その後、ZHAPの活動を通じて、DSAとの連帯が深まっています。

■DSAウェブサイト
■DSA国際委員会ウェブサイトのZHAPキャンペーンページ

ZENKO辺野古反基地プロジェクト
ZENKO Henoko Anti-base Project

https://zenko-peace.com/zhap
zenkoweb@gmail.com
[東京]
東京都足立区千住関屋町8-8 2階
TEL 090-1771-4150
[大阪]
大阪市城東区蒲生1-6-21 LAGセンター内
TEL&FAX 06-6931-0277

DSA国際委員会が賛同団体に加わり
ZHAPキャンペーンスタート!

5/13、沖縄県庁で記者会見を開催し、ZHAP署名運動をスタートさせる[呼びかけ3団体(ZENKO、MDS、DSAIC)、50個人]

7/25 2021 ZENKO in 大阪 第1分科会(ZHAP)開催

8/1-9 DSA全国大会(オンライン開催)へZHAPから連帯メッセージ

12/5 ZENKOスピーキングツアーにDSA全国政治委員(18人)のクリスチャン・ヘルナンデスさんが生出演で連帯メッセージ

米国でのオンライン集会でアメリカ市民に沖縄の基地問題への関心を広げる

3/20 オンライン集会「NO-KINAWA:Stop Construction of New US Military Base in Henoko = No! 沖縄辺野古の米軍新基地建設を止めろ!」を開催

5/19 オンライン集会「US MILITARY IN THE PACIFIC:太平洋における米軍」を開催

5/28-6/5 ZENKOスピーキングツアーに ジャバリ・ブリスポートさん(NY州上院議員)、グレイソン・ランザさんが連帯メッセージ。またDSA全国政治委員のジェン・ボーレンさん、ジェン・マッキニーさんが生出演で連帯メッセージ

7/24 2022 ZENKO in 大阪 第1分科会(ZHAP)開催

米連邦議員への書簡キャンペーンに45議員100超の市民団体が賛同!

9/7 OEJP(Okinawa Environmental Justice Project、沖縄環境正義プロジェクト)と共同で「米連邦議会議員へ辺野古新基地建設の中止と普天間基地即時閉鎖を求める書簡」キャンペーンを開始する記者会見を開催⇒米州議会議員ら45人と国内外の100超の市民団体が賛同する

オカシオ=コルテスさんと知事の面談が実現!

玉城デニー知事の訪米にてアレクサンドリア・オカシオ=コルテス(AOC)さん(米下院議員。NY州選出)など議員との面談が実現。PFAS問題を軍事委員会で取り上げ前向きに調査することを検討。

第一次署名提出、
第二ラウンドへ!

国内外から集まった9007筆のZHAP賛同署名(第一次)をAOC事務所を通じて連邦議員に提出

第二次ZHAP賛同署名の開始

5/16 オンライン集会「北東アジア平和国際会議─韓米日軍事同盟が煽る新冷戦に反対しよう」(韓国・正義党主催)を開催

7/3 オンライン集会「YDSA on the Zenko Henoko Anti-Base Project」を開催

7/29-30 2023 ZENKO in 横須賀にジェラルド・ダルボンさんが参加