「沖縄・南西諸島は今~進むミサイル要塞化写真展」を開催して【ZENKO広島】

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広島で「沖縄・南西諸島は今~進むミサイル要塞化写真展」を開催しました。

期間は2022年9月22日から30日までの9日間です。
場所は、広島市中区の広島市まちづくり市民交流プラザ1階のロビーを使わせてもらいました。
朝9時半の開館から午後10時の閉館まで、市の中心地にある施設だけあって利用者の大変多いところです。この期間中も連日300人弱が来館しています。
利用者のほとんどが1階玄関から入館しロビーを通ってエレベーターで上階へと進むことになるので、今回の写真展も多くの方の目にとまったはずです。

会場に展示したパネルは100枚強、東アジア共同体研究所琉球・沖縄センターからお借りしたパネルセットに沖縄ドローンプロジェクト奥間政則さん撮影の画像を加えて10枚のボードの裏表にピン留めで掲示しました。

東アジア共同体研究所のパネルは、奄美・馬毛島、沖縄島、石垣島、宮古島、与那国島で進むミサイル基地や弾薬庫の建設の画像にキャプションで簡潔な説明がつけられ、南西諸島(琉球弧)の各島での軍事化の状況が解説してあります。

この写真展は今夏の「2022 ZENKO in 大阪」第1分科会での決議[(4)対中国緊張激化政策の最前線である沖縄・琉球弧の島々の軍事要塞化を止めるため、「ノーモア沖縄戦・命どぅ宝の会」に賛同し、「ミサイル要塞化写真展」等各地域でノーモア沖縄戦の具体的連帯行動を広げよう!]に基づく企画として開催したものです。

分科会の議論では、沖縄から参加された新垣邦雄さんが戦争の危機感が高まる沖縄と比して、やまとではその危機感が十分共有されていないことを厳しく指摘され、全国での写真展の開催を提起され、それが決議として採択されました。

QRコードで呼びかけたアンケートには以下のような声が寄せられています。

「狭い島が完全に基地の島になっているこてが、一目瞭然です。本土であまりメディアが取り上げていないせいで、本当にひどい状態であることを、多くの人は知りません。この展示が、沖縄の状況を知るきっかけになることを願います。ありがとうございました」

今回の写真展会場では署名等を集めることはできませんでしたが、今後も継続して沖縄・南西諸島の反基地闘争に連帯する取り組みを広島でも続けていきたいと思います。
当面、11月12日には玉城デニ―知事の全国キャラバン広島集会も開催されます。
その日に合わせて、集会後、OEJPの連邦議会議員への書簡送付キャンペーンについて学習会を開催します。
そして12月2日にはZENKOスピーキングツアー広島集会を成功させたいと思います。

(ZENKO・広島 日南田)

写真展の詳細は、特設ページをご覧ください

辺野古新基地建設を止める署名にご協力ください!