第2分科会では、朝鮮戦争終結を求めて2023年までに世界で1億人の賛同署名を集める「朝鮮半島終戦平和キャンペーン」の運動方針が議論された。
日韓ともに、歌やパフォーマンスでキャンペーンを表現し周知をはかってきた。
韓国では、署名QRコードを店のレジ横に置いてもらうなどの運動で署名を拡大。
現在、世界で8万379筆を集め、キャンペーンは2年目に入る。
対案文化連帯・軍縮反戦平和行動のチャン・スヒさんは「国際機構への働きかけを通して国際署名を広げていきたい」と語る。
8月14日「東アジアの平和のための日韓市民共同行動」では、プサン駅前でZHAP(ZENKO辺野古プロジェクト)署名運動も同時に行う。
「1億人の署名を集めるには日韓だけではなく、国際団体との連帯が必要」と、改めて国際署名としての拡大を強調する意見は参加者からも述べられた。
討議では、日本軍「慰安婦」問題や朝鮮学校学費無償化など、日本と韓国・朝鮮の間に横たわる問題に関連した発言が多く挙がった。
キャンペーンには、それらの解決に向けた運動との連帯が強く求められている。