
イスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への攻撃で死者は、5万7千人を超え、負傷者は12万5千人以上、さらに支援物資停止で深刻な飢餓状態が続いています。
イスラエル空軍によるガザ爆撃の主力戦闘機はロッキードマーチン社のF-35I「アディール」です。イスラエルは、現在45機を配備、さらに30機の追加配備計画があります。1機あたり30万個以上の部品が必要とされるF35戦闘機の製造には、10か国、数百社が関わる国際サプライチェーンが不可欠で、日本からは三菱重工業、IHI、SUBARUなどの軍需企業が参加しています。とりわけ三菱重工業は、世界に3か所しかないFACO(Final Assembly & Check Out:最終組立・点検搬出)の一つを愛知県の小牧南工場にもち、F35製造の重要拠点となっています。(他の2か所は米国テキサス州フォートワースとイタリア北部のカメリ空軍基地内。)
こういった中で、米国からイスラエルへ1年間で数百万ポンドの軍事物資を輸送している世界最大級の海運・物流会社マースク社が、6月にF35の部品などの輸送を停止しました。この背景には、スペイン政府の入港拒否や欧州全土から集まった1000人がコペンハーゲンの本社を1日閉鎖に追い込んだり、モロッコとフランスの港湾労働者がイスラエル軍にF35の部品を輸送するマースク社船舶への積み込みや整備の拒否など、世界の市民の虐殺を止めるためのねばり強い運動があります。
私たちは、三菱重工など日本の軍需企業に、パレスチナ人を虐殺するF35の部品製造とアメリカへの輸出を停止し、虐殺に加担しないよう申し入れます。
戦争・人殺しで儲けるな!の声を広げ、ガザ・パレスチナ虐殺を日本から止めましょう!
行動予定
7月9日(水)
◆三菱重工関西支社前 12:00~12:30(大阪市西区土佐堀1-3-20)
◆I H I関西支社前 13:00~13:30(大阪市北区中之島3丁目2-4 中之島フェスティバル タワー・ウエスト前)
◆アメリカ領事館前 (大阪市北区西天満2丁目11-5) 15:00~15:30 ※ トランプ米大統領はイスラエル支援を今すぐ中止しろ!
◆大阪市役所前 (大阪市北区中之島1丁目3-20) 16:00~16:30
*国際法違反のアメリカ、イスラエル館は中止!戦争容認の万博中止!
ZENKO 平和と民主主義をめざす全国交歓会 090-8162-3004 (川島)