
イスラエルによるパレスチナ市民5万3千人が虐殺され飢餓状態に追い詰めるなか、5月15日ナクバデーを前にネタニヤフは「攻撃を徹底する」と発言。石破政権は、関西万博で5月15日 ナクバの日をイスラエルナショナルデーとし、5月13日イスラエル・サール外相が来日、岩屋外相と会談。5月14日は日本記者クラブで会見という日本政府が虐殺を続けるイスラエル支持を世界にあらためて公言した日に、市民から大きく抗議の声をあげた重要な1日行動となった。
午前中は、ファナック、富士通などイスラエル協力企業抗議要請行動と衆参国会議員(立憲、共産、社民、れいわ)への要請。
12時からのスタート集会はJR東京駅丸の内北口前広場に50人が集まり、#Free Free Gaza HandsOff Gaza…スピーチ・コールを始めると幾人もの海外観光客が一緒に拳を振り上げる、会社員がスマホで撮影。共感と応援がすぐ返ってきた。
その後 各グループに分かれ、
イスラエル協力企業10社への抗議要請行動、防衛省、厚労省・年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)、駐日欧州連合代表部に要請 (確要請は後日詳細報告)。
大きな出来事として、パレスチナ 駐日常駐総代表部を訪問。突然の訪問にも関わらずワリード・アリ・シアム代表大使が丁寧に対応して下さった。イスラエル外相来日や万博などに触れつつ「私たちは何があっても諦めることなく闘う」と力強く語られた。


16時、イスラエル大使館前に50人が集合。
抗議のコールで代表5人をバリケードをあけて大使館前に送ると事前に警視庁と確認。しかし抗議書を届けるためインターフォンを押そうとすると複数警官が制止し法的根拠を質しても「お願い」だと繰り返すのみ腕を掴み身体ごと圧をかけ倒そうとしてくる。警視庁は法的根拠無き規制など出来ない。時間はかかったが、抗議・要請書を門扉に挟むことができた。本日面会したパレスチナ国駐日パレスチナ常駐総代表部の大使代表ワリード・アリ・シアムさんの思いをイスラエル大使館に伝えることができた。
17時 続いてアメリカ大使館抗議行動、前回より大使館に60m程近づみんなで力強く抗議アクション。市民の声が押し込んでいる証拠だ。

18時 国会前まとめの集会。福島みずほ参議院議員が駆けつけてアピール。午前の要請に応えて山下芳生参議院議員秘書も参加されアピール。イスラエル外相記者クラブ抗議行動に参加した市民も参加しアピールされた。

イスラエル外相来日・閣僚と対談という石破政権・万博協会の暴挙に大きく抗議し、パレスチナ連帯を強めた重要な抗議行動となった。
ZENKO関西 川島
