【報告】占領・虐殺にNO! パレスチナ労働者とつながろう!ZENKO国際オンライン集会

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昨秋11月、モハマド・アローシュさん(PWSU:パレスチナ労働者闘争ユニオン)の初来日を実現し、全国3カ所(11/13広島、11/15横浜、11/16大阪)で連帯集会を開催し交流を深めました。その後、アローシュさんから、占領・入植の拡大とアパルトヘイト体制激化の中で、深刻な困難に直面しているPWSUの再建プロジェクトへの支援要請が届きました。

集会開催の背景と目的

今回のオンライン集会は、パレスチナで労働者・市民が置かれている困難な現実について最新の状況をアローシュさんから直接伺い、非暴力市民レジスタンスで闘うPWSUの再建プロジェクトの内容について理解を深め、日本から支援連帯キャンペーンを広げるきっかけにしていくために開催したものです。

全国14カ所とパレスチナを結んだオンライン集会スタート

集会は、全国14カ所のサテライト会場とパレスチナ現地(西岸地区トゥルカレム)をオンラインで結んで開催され、対面とオンラインを合わせて400人を超える参加者が熱心にアローシュさんの訴えに耳を傾けました。大阪会場の司会で始まった集会では、冒頭、事務局から「パレスチナ問題とは」というプレゼンテーションがあり、パレスチナの置かれている状況の歴史的経緯を確認したうえで、集会基調が提起されました。

アローシュさんによるPWSU再建プロジェクト報告

続いてアローシュさんから「PWSUの組合再建と発展のためのプロジェクト:その現状と課題」と題して約1時間の報告がされました。アローシュさんは、直前に発足が報じられたトランプ大統領の「平和評議会」の内容について、「国際社会と世界に対する欺瞞であり、国連を含む既存の国際機関の仕組みと構造を解体しようとするものだ」と強く糾弾されました。

西岸地区の労働者の状況についても、違法入植の拡大とアパルトヘイト体制の強化、軍事検問所での不当逮捕や拘束、分離壁による移動の制限等でパレスチナ経済が機能不全に陥り、失業と貧困が極限まで拡大しているという現実が赤裸々に報告されました。イスラエル領内での雇用を求めて分離壁を超えようとするパレスチナ労働者が過去1年間だけでも分離壁周辺で84人もの労働者が殺害されていると、その語りには怒りが込められていました。

質疑応答

休憩をはさんで質疑応答に移りました。事前に事務局で用意した質問と休憩時間中にだされた質問から何項目かが取り上げられましたが、時間に制限があり、30近くの質問は事後アローシュさんにメールを通じて応えてもらうこととなり、集会の翌々日にはさっそく回答が送られてきました(回答はこちら)。

各地からの取り組み報告

その後、3つの地域からそれぞれのこの間の取り組みが報告されました。ZENKO広島からは、自分たちのBDS活動として、1月22日の三菱重工業とIHIへの抗議要請行動が、東京からはZENKO北部から、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)によるイスラエルへの投資に反対する厚生労働省交渉の取り組みが、またZENKO京都からは、AFZ(アパルトヘイトフリーゾーン)を地域へ広げる地道な活動が報告されました。

今後の行動提起と連帯の呼びかけ

最後に、大阪会場から今後の行動提起が参加者と共有され、アローシュさんからは「こうした活動をぜひ継続強化してほしい」と要望がありました。最後は参加者で「Free Palestine」を歌って集会の幕を閉じました。今後、PWSU再建プロジェクトへの支援募金を地域に広げ、パレスチナ現地の闘いとの連帯を強めていきたいと思います。

(ZENKO広島:日南田)