2014ZENKO イラク労働者共産党サミール・アディルさんからのメッセージ

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イラク労働者共産党のサミール・アディルさんから2014 ZENKOへメッセージをいただいています。
大会で紹介ができませんでしたので、こちらで紹介させていただきます。


全交大会の参加者の皆さん

私たちは、皆さんの大会が大きな成功を収めこのすばらしい大会で達成しようとした目標を達成されることを願っています。大変申し訳ないことですが、今年の全交にイラクから代表は出席できません。私たちの同士のウィサムが不運なことに交通事故にあったからです。それでも皆さんが海外からの代表と共に政治活動や討議を行い必要な決定を行うだろうと確信しています。

昨年の全交大会以来、世界は巨大な変化を遂げています。グローバル資本主義による野蛮な攻撃が毎日大量に労働者階級や勤労階級や地域住民にかけられています。パレスチナやレバノンやイラクやシリアやリビアにおける血に染まった戦争は世界資本主義の極の間の世界再分割攻撃の一環です。日本における新自由主義政策による攻撃が続くのはそうした攻撃のもう一つの環です。

イラクでは、私たちが以前に皆さんに話をしたように、そして私たちの分析で述べているように、イラクは内戦に向かっているのであり、すでにバグダッドやバスラやバベルやディヤラで宗派の違いによる人殺しが起こりました。モスルではキリスト教徒の追い出しが行われていて、イラクでも中東地域でも、世界中にもないような生活の状態になっているのです。

今回の全交大会では、人間性を求め平和と安全と自由と幸福を求める運動の新しい地平を切り開く一歩にしてもらいたいです。世界の人道主義の戦線を見据え、闘いが強化されるように、私たちの目は皆さんに注目しています。

全交大会万歳

国際連帯万歳

2014年7月30日

サミール・アディル
イラク労働者共産党政治局員・機関紙「前へ」編集長