初日の約100名結集した「安倍やめろ!」のワンデーアクションで、「安倍退陣を求める全交全国署名」23694筆を内閣府に提出し首相官邸前抗議行動で安倍政権を追い詰めた日に稲田朋美防衛相は辞任しました。
安倍政権即時退陣が喫緊の最大の政治課題として正面から掲げた2017 ZENKO in 東京は、国内外ゲストを含めて参加者900名で大きく成功しました。
戦争と新自由主義の安倍政権を打倒し2020年改憲を阻止することが、東アジアの平和構築につながることを国内ゲストと参加者一同は確認しました。三日間のワンデーアクションと全討議の内容は、2017全交決議に結実させ、平和と民主主義をめざす国際連帯の絆の重要性を発信し「安倍打倒、改憲阻止」新署名はじめ、6つの重点方針と13の分科会で論議された決議を採択しました。
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●ワンディアクション
7/28のワンディアクションでは、各省庁、企業への抗議・要請行動を行いました。
内閣府への要請と安倍退陣署名累計23,694筆提出、
文科省、防衛省、法務省、厚労省への要請と介護保険改悪反対署名累計2,362筆提出、
厚労省・環境省への要請と放射能健診署名累計161,401筆提出、
外務省・経産省、4電力会社、原発メーカー・業界団体、争議・企業要請行動、
日本フランチャイズチェーン協会への最賃1500円を求める署名1,050筆提出、
国際自動車争議 東京地裁への署名提出など。
沖縄・辺野古から基地建設に反対して闘っておられる上間芳子さんも防衛省交渉に参加され、官僚たちに「辺野古を見たことがありますか?見もしないで埋め立てるのですか?来てください、案内しますよ」と訴えられました。
締めくくりは首相官邸前に集まって抗議行動、海外ゲストの方々からもアピールがあり、みんなで安倍やめろ!と声をあげました。(翌7月29日東京新聞に掲載されました!)
●開会集会
●メイン集会 写真のみ PPT 23~33
●コンサート
●第1分科会報告 2020年9条改憲阻止!戦争と差別排外主義にNO!安倍政権を国際連帯の力で打倒しよう!
イラク、アメリカ、韓国の海外ゲストから戦争と差別排外主義に反対する学生、労働者、反戦帰還兵士、市民の非暴力の闘いが報告された。戦争屋安倍・トランプを国際連帯の力で倒そうという呼びかけを受けて、憲法改悪阻止、戦争法・共謀罪を許さず、安倍政権退陣を要求する全国の署名運動を交流した。パネル展示やピースパレード、ファックスなどの創意ある取り組みで安倍政権を追い詰めていることを確認し、安倍政権を倒し憲法改悪を阻止することが東アジア・世界の平和と民主主義のために必要であることを明らかにした。8月から「安倍政権の即時退陣!と憲法改悪を許さない署名」をさらに大きく広げ、安倍政権を倒す方針を確認した。
●第2分科会報告 辺野古新基地建設・高江ヘリパッドを許さない!
ZENKO沖縄からの基調報告の後、沖縄平和市民連絡会上間さんから辺野古・高江の状況報告、宮古島市民会議当真さんからの地下水を唯一の水瓶とする宮古島の環境影響評価と自衛隊配備によってもたらされるであろう環境汚染、屋良覚書で確認されている下地島空港(滑走路3000Mと強力な管制塔を併せ持つ)を含めた自衛隊配備の狙いと軍隊は住民を守らない沖縄戦の教訓から 自衛隊配備を止めていく為の陳情書、請願など様々な取り組みが紹介され、本土からの陳情、署名、上映会の取り組みが豊かに語られた。今後、未だあまり知られていない南西諸島の自衛隊配備問題を広く市民に訴えながら戦争する国作りをSTOPさせていく今後の取り組みを確認した。
●第3分科会 市民と野党の共闘で安倍政権を倒そう!
●第4分科会報告 福島と共に、放射能被ばくと原発再稼働に反対する
原発再稼動と輸出を強行する安倍内閣にとって、放射能の健康被害を暴かれることは最大の弱みです。福島県・飯舘村の佐藤八郎さんからは、初期被曝など健康被害を可視化し、声を上げる新たな運動の報告と方針がだされました。「ガマ人間あらわる」公演をさらに福島県内で成功させ、放射能の不安と健康の要求を県民の中でひろげること。原発賠償訴訟、住宅支援など避難者の要求を勝ち取ること。自治体要請や原発立地自治体をはじめ、全国で福島写真展をひろげることなどで再稼働をとめる運動につなげるなど多岐にわたる発言がされ、参加者は原発政策に対して闘う方針、決意を固めあう分科会となりました。