10/23(日)、クレオ大阪東にて「沖縄・南西諸島は今~進むミサイル要塞化」大阪市写真展を開催しました。「平和と民主主義をともにつくる会・大阪」& ZENKO大阪の共催です。
戦前、会場近くに大阪砲兵工廠があったため、米軍の標的になり多数の犠牲者が出ました。今年9月26日に1トンの不発弾が発見され、11月6日に3000人超が避難して不発弾処理が行われる予定です。南西諸島での軍事基地建設によって、いったん戦争になったら同じように地元住民が犠牲になるかもしれません。
不発弾が発見された森之宮と会場近くの鴫野西2丁目に事前チラシを約2000部配布しました。
入口付近にあるギャラリー奥のホールで開催されたコンサートに訪れた人にも、写真を目に留めてもらうことができました。
感想
宮古島のトラックの前に立ったおじさん、天安門を思い出しました。日本の多くの人はこの話を知らない。1人でも多くの人に知らせる必要がある。大変だと思いますが、がんばってください。
戦争には反対で外交で平和を進めてほしい。
参加者の反応
たまたまクレオ東でピアノコンサートもしていて、そのお客さまが何人か、足早の人が多かったが見てくれました。母と娘さんがさっと出ていこうとするので呼び止めて、この写真だけは覚えておいてください、宮古島では民家から250mのところに無理矢理弾薬庫がこうして作られているんです。
人の命は同じ重さのはずなのに、沖縄の人達は軽く扱われていると思うんです、武器を増やしていくのではなく、今日のコンサートのような文化交流など、市民の対話が大事ではないでしょうか?など話しました。母娘とも、つらそうに考えてくれて、母親が携帯電話を取り出してその写真を撮っていかれました。
チラシを見てクレオ東の隣のマンションの女性が来られました。自分は西表島の北にある鳩間島出身だが、石垣に基地を作っていることは知らなかった。自然が壊されるのはつらい。デニーさんが当選してよかった。基地を作らせないでほしい。
おいが自衛隊に入っているという男性は、抑止力は必要だと言って帰られました。
父が沖縄で戦死したという男性は遺骨は返ってきたが、遺骨が混じった土砂で埋め立て工事をすることは許せないと。
コンサートボランティアの男性が仕事の合間に写真を見に来て、こんなミサイルより話合いが何より大事だと語って行かれました。