ホームページ「ソンジュ サード日記」より、一部抜粋(https://cafe.daum.net/tjdwn4d/E6wK/2029)
訳:ZENKO 河辺 (2022.1.22)
◆キム・ウンジョンさん投稿
昨年5月から慶尚北道星州郡草田面ソソンリに位置する不法サード基地には、毎週火·木曜日に定例的に作業員及び装備、そして資材が搬入されている。
警察は、米軍(米国)のために住民と連帯者の通行と移動を制限し、国家暴力に明け暮れる。
反復的かつ持続的な国家暴力に、住民の暮らしは精神的、肉体的苦痛に苦しんでいるが、警察は住民や連帯者に出頭要求書まで乱発している。 私も今日家に要求書が届いた。
さきほど、ソンジュ警察署長の人事発令が出た。 最後にプレゼントを渡すんだね!
朝鮮半島情勢が凍りつき、解決の兆しが見えない。
朝鮮が極超音速ミサイルの試験発射を相次いで成功させ、米国の気に障ったためだ。
最大飛行速度が音速の10倍前後の極超音速ミサイルは、慈江道(チャガンド)で撃てば、大統領府は1分30秒あまり、平沢(ピョンテク)米軍基地は1分50秒あまり、私が住んでいる星州(ソンジュ)サード基地は2分30秒あまりで到達する。
ネッド·プライス米国務省報道官は「米国の武器庫には様々な道具がある」とし「朝鮮の”違法行為”に対する責任を問うために必要時にはこうした道具を引き続き活用する」と強調した。
米国は、国連安保理に朝鮮の最近のミサイル発射と関連した追加制裁を要求している。
制裁の水位を高めるのではなく、対話の場に出てくるよう制裁を緩和しなければならないと考える。
北朝鮮の極超音速ミサイルは非常に速く、サードでは迎撃できない。 だからサードは無用の長物だ と専門家は評価している。 サード・ゴー・ホーム! ヤンキーゴーホーム!
米帝国主義の対北朝鮮敵視政策が、朝鮮半島の戦争危機の根本的な原因だと考える。
米国が主導し、韓国が積極的に参加した圧迫と孤立政策が、朝鮮の核·ミサイル開発を煽ったのだ。 兵器システムの導入がもたらした結果は、平和ではなく、国家間の軍備競争と軍事的緊張感をもたらした。
韓国が米国の圧迫と干渉から脱することができなければ、朝鮮半島の真の平和は来ないだろう。
米国は自国の利益のために南北関係が朝米関係より進んでいることを強くけん制してきたし、今後もけん制しようとするだろう。 韓国は、朝鮮半島当事者として、朝鮮半島問題を自ら解決しなければならない。
朝鮮半島平和の仲裁者ではなく当事者として積極的に乗り出さなければならず、実質的な南北協力の扉を開くためにあらゆる努力を尽くさなければならない。
以前のように北朝鮮に対話しようと言いいつつ米国の対朝鮮敵視政策に協力してはならない。
連日厳しい寒さが続いている。早くこの冬が終わって暖かい春の日が来たらどんなに良いだろう。その頃には、南北関係と私たちの心の中にも春の日がともにあることを望んでいる。 平和は武器ではなく、平和な方法でのみ実現できる。 朝鮮半島の平和のために… また始めよう~。 南北対話!!!