ホームページ「ソンジュ サード日記」より、一部抜粋(https://cafe.daum.net/tjdwn4d/E6wK/2027)
訳:ZENKO 河辺 (2022.1.13)
◆キム・ボヒさん投稿
1/ 11、違法なTHAAD基地建設は中断!工事装備及び資材搬入阻止闘争(71回目)
去る1月4日、2022年の新年であっても決まって国防部は違法なサード基地工事のための警察力をソソンリに動員しました。年が変わっても、米国と文在寅政府がソソンリ住民と国民を欺き、公権力を投入して違法なサード基地工事の装備搬入を行いました。
そのため今日も厳しい天気に耐えながら、朝鮮半島の平和のために闘うソソンリの住民と連帯者たちは、違法なサード基地工事を防ぐために村道の一番前に座りました。
昨年12月25日、エイブラムズ元在韓米軍司令官が米国の放送インタビューの中で「中国の粘り強い脅威に対応し、韓米が新しい作戦計画に中国への対応案を盛り込むべきだ」と主張しました。
このように米国は日米韓三国ミサイル防衛システムの高度化で日米韓軍事同盟構築の足場を設け、太平洋の米軍と米本土を防衛し中国を包囲・封鎖するというインド太平洋戦略に韓国軍を動員するため、より攻勢的で新しい対北/対中作戦計画の確立を推進しています。また、星州・ソソンリに配置されたサードレーダーが、必ず中国牽制のために最前線で運用される他ありません。
サード基地が完成すれば、韓国は米中対決の激化の中で米国と日本を守るための前哨基地に転落し、私たちの平和と安保は犠牲になります。対中国戦略の核心であるサードが安定的に運用されるために、韓米当局は今日も大規模な警察兵力を動員して住民たちに踏みつけています。
政府と米軍は今すぐに工事装備と資材搬入、工員の出入りを中断しなければなりません。違法状態を助け庇護する警察も、即座にソソンリから撤収しなければなりません。
主権を放棄して米国に屈服しサード違法工事を強行する文在寅政府を糾弾する!
サード違法工事を中断し、米本土を防衛するためのサードを撤去せよ!
◆クム・ウンジョンさん・・・
※第71回警察作戦とTHAAD基地の違法建設に対応するソソンリ平和行動※
ソソンリに到着して間もなく雪が降り始め、また厳しい寒波がやってきた。
ニュースでは、しばらく外に立っていても手足がカチコチに凍るほどだと言っていた。
それでは、屋外で2時間以上耐えている私たちはどうなのだろうか?
◆パク・ソクミン諮問委員
※サード配備に反対するキムチョン市民対策委
ろうそくで誕生したという文在寅政府が、私たちが委任した国家権力をろくに使わずに、米国の要求に応じてサード違法基地を強行しています。7年目、この道を塞ぎ闘う私たちのお母様たちがいらっしゃるからこそ、この地に平和が来たのだと思います。
私たちは手を合わせ共に歩むことを互いに信じているので決して寂しくないのです。この闘いを決してあきらめることができません。あきらめてはいけません。ある時はあまりにも大変で、この戦いをしなければならないのだろうかと思う時もあるし、周囲からはサード工事はもう終わったんだというような話を耳にすることもありますが、決してそうではないのだと確信していますし、この土地の平和は結局私たちが守らなければならないのです。このような闘いを私たちは互いに覚えているのです。
ペ・ウンシムさんの死は今の私たちの闘いにどんな意味があるのかを考えてみました。彼女が亡くなったのは悲しいことばかりではなく「ありがとうございます。愛しています」という言葉も私たちに伝えてくださったのだとおもいます。この闘いを共にし最前線にいらっしゃる私たちのお母さんたちと、この闘いを共にする同志たちへ。「ありがとうございます。愛しています」。サードは行き、平和は来ます。