2021.3.11 東日本大震災 福島原発事故から10年。
関電前行動には約30人の方が参加されました。
オリジナル曲「大地に深く」ではじまった関電前行動。
関電への要請を行いました。
関電には、事前に連絡したら、「その日は忙しくて会えない」とのことでしたが、当日、連絡し、かなり待たされ、ロビーのすみで5人だけといつもの不誠実な対応。(原発不正還流事件の前とまったく体質は変わっていない!)代理の総務担当者が受け取りだけなんでと、さっさと帰ろうとするので、「なんのために今日来たのか、3.11だからです。関電が原発を動かしているから、私達は二度と原発事故を起こしてほしくない、だから事故の起きる前に止めてくださいという思いをこめてきているんです」と話し、要点を訴え、要請文を渡しました。
最後に参加者の一人が「事故が起きたらびわこの水もあぶない、責任とれますか?」と訴えました。
関電前には、さまざまな方がこられました。年配の方から子ども連れのお母さんも参加されました。
子ども脱被ばく裁判のども脱被ばく裁判の会共同代表「子ども脱被ばく裁判」を支える会・西日本代表の水戸喜世子さんは「裁判長が判決をうつむいて読み上げ、逃げるように去っていった」と不当裁判への怒りをはなされました。
岐阜からこられた「内部被ばくを考える市民の会」川根眞也さんが被ばくした子どもが手記を書いたと発言されました。
電話では、福井県庁前で毎日ランチタイム行動をされている石森さんから「いま、福井県議会を傍聴している。老朽原発稼働を止めれるかの正念場。福井県知事、議員に老朽原発の再稼働容認はやめてくださいの電話やFAXをしてください」と訴えがありました。
※福井県議会は、知事の関電の老朽原発の稼働を議会で議論する拙速な考えに対し反対多数で(国の様子見)知事は今議会での稼働容認を断念しています。
元被ばく労働者の斎藤征ニさんからは労働者が被ばくさせられ、使い捨てされている、老朽原発を動かすなど危険きわまりないとんでもないと怒りの発言がありました。
東日本大震災 地震発生の14:46には鐘を鳴らし、黙祷をしました。
そのあと、福島県二本松の関さんの詩を読み上げる中、参加者全員でダイインをしました。
体を横たえることで当時の大変な状況、原発事故さえなければ助かった方の悔しさなどを想い、涙しました。
労働組合のデモ隊が関電前を通り、「関電は原発やめろー!」私達もデモ隊に手を振り、コールの連帯をしました。
参加者から「関電の宣伝はCO2は出さないしかいわない。放射能はだしていいんか!頭にくる」「関電の腐った体質は改まらない。こんな会社が原発を動かしてはならない」など怒りのメッセージや、いろんな方の話をきけてよかったと感想もありました。
最後は、関電前でいつも座り込んでいる、これからも私達は原発をとめるために闘おう!と全交は沖縄への「座りこめここへ(関電前バージョン)」を歌い、ここにつどったみんなで意志を高め合いました!
「関電はただちに原発を止めて廃炉にせよ!」
これからも、ともに闘おう!