5月3日大阪・扇町公園で開催された憲法集会の報告です。
この日は、全交の集める「安倍政権即時退陣を求める署名」と総がかり実行委員会が呼びかける「共謀罪反対署名」の関西一斉行動デーでもありました。全交のスタッフがたくさん集まり憲法集会に集う人々への署名協力を訴えました。
集会前でしたが、若い方も年配の方もどんどん押しかけてこられ、去年とはちょっと違う雰囲気を感じていました。署名にたくさんの方々が協力してくださいましたが、皆さんが、口々に
「危険やね！安倍は今にも戦争始める勢いや。怖い、止めなあかん。だから今日は来ました！……」
などとおっしゃいました。本当にそうです。今が声を上げて安倍退陣を強く求めなければいけない時だと感じます。
13時半から始まった集会には共産党、民進党、社民党、自由党から野党議員が登壇アピールがありました。そして集会にはなんと18,000人の市民が集まり、15時まで続きましたが、舞台に最後まで集中し気合の入った集会となりました。
参加者の多さと舞台に集中する姿には、憲法集会当日の安倍総理発言があったからではないかと思います。憲法審査会や国会審議も飛び越えて、首相が改憲についての時期や内容について宣言するなど異常な事態が起こったからだと思います。
安倍首相は憲法改正推進派団体が開催した「第19回公開憲法フォーラム」に自民党総裁としてビデオメッセージを寄せ、「五輪・パラリンピックが開催される2020年を日本が新しく生まれ変わる大きなきっかけにすべき」「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」と、自らの総裁任期を21年まで延長することを念頭に改憲時期について表明しました。改憲条項については憲法9条に触れ、「自衛隊の存在を憲法上にしっかりと位置づけるべきだ」とし、「1項（戦争放棄）、2項（戦力不保持）を残しつつ、自衛隊を明文で書き込むという考え方は国民的な議論に値する」と述べました。
主権者の私達を全く無視した安倍総理の発言や言動は、絶対許しません！ みなさん、共に戦争はさせない！改憲はさせない！安倍政権即時退陣を求め闘いましょう。
