
11/2(日) パレスチナ映画 世界同時上映 枚方一日上映会
2025年11月2日(日)10:00〜16:30/入場無料
📍 枚方市総合文化芸術センター別館(旧メセナ枚方)
パレスチナ人にとって不条理な「バルフォア宣言」が出された11月2日。
この日に合わせて、パレスチナ人に連帯し、彼らの声をかき消そうとする圧力に抗うため、世界各地でパレスチナ映画が同時上映されます。
枚方では、3本のパレスチナ映画を一日上映します。
パレスチナの現実と、人々の生きる力を映し出す珠玉の作品を、ぜひご覧ください。
🎬 上映作品
① The Dupes(太陽の男たち)/107分/アラビア語・日本語字幕
パレスチナを代表する作家、ガッサーン・カナファーニーの傑作小説を映画化。
クウェートへ出稼ぎに行くため、給水車のタンクに隠れて密入国しようとするパレスチナ難民の男たち。
国境で官僚的な遅延に阻まれ、灼熱の沙漠でタンク内の温度が上がる中、助けを叫ぶ声は外へ届かない――。
1968年に書かれた作品が、50年以上経った今も同じ強烈なメッセージを放ちます。
② When I Saw You(君を見たとき)/98分/アラビア語・日本語字幕
父と生き別れ、母とともにヨルダンで難民となった少年ターレク。
子どもの目を通して描かれる、押し付けられた不正義と故郷への思い、そしてレジスタンス。
アンマリー・ジャーシル監督(パレスチナ人女性として初の長編監督)による第2作で、
第63回ベルリン国際映画祭・最優秀アジア映画賞受賞作。
③ Jenin, Jenin(ジェニン、ジェニン)/54分/アラビア語・日本語字幕
イスラエルで上映禁止となった問題作。
2002年の「ジェニンの戦い」を題材に、イスラエル軍による軍事作戦の最中、報道が遮断された難民キャンプで人々の声を記録したドキュメンタリー。
監督はパレスチナ系イスラエル人のモハンマド・バクリ。彼のカメラが拾うのは、沈黙を強いられた人々の生の声。
🕒 上映スケジュール
- 9:40 開場
- 10:00~ The Dupes(太陽の男たち)
- 13:00~ When I Saw You(君を見たとき)
- 15:00~ Jenin, Jenin(ジェニン、ジェニン)
チラシはこちら

📣 主催・お問い合わせ
主催:平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会
連絡先:090-7096-4719(高松)
入場無料・申込不要/どなたでもご参加ください