11月27日(水)、ZENKOスピーキングツアー 滋賀集会を開催しました♪
メインスピーカーは大分県の「湯布院駐屯地「敵基地攻撃ミサイル」問題を考えるネットワーク」の鯨津憲司(ときつ けんじ)さんです ↓
鯨津憲司さんのお話しより
大分県の日出生台は日清戦争と日露戦争の間に日本軍の演習場になりました。
戦後は米軍が接収、開拓農民の人たちは立ち退きとなりました。
1946年から11年間にわたり米軍1万6千人、韓国兵4千人が駐留し売春婦700人がいました。米兵による暴行事件が相次ぎ、女性を疎開避難させたため、地域から女性がいなくなったこともあるそうです。
1996年、沖縄キャンプハンセンの国道越え実弾演習の移設先にあがりました。反対運動を行いましたが、国は「地元の理解なしに移転はしない」という約束を捨て「国の責任でやらせていただく」と米軍演習移転を決定。1999年、米軍演習が強行されました。
年間330日、演習が行われ、うち230日に実弾が使われています。
非人道的な白燐弾も使用されています。鯨津さんのグループでは演習場近くに小屋をつくり監視活動をしています。
2024年3月、湯布院駐屯地に第2特科団本部が発足し、奄美大島、宮古島、石垣島、沖縄島勝連などの各ミサイル部隊を配下に置くことになりました。つまり、湯布院駐屯地が九州、沖縄方面のミサイル部隊を束ね司令塔になるわけです。
今後、敵基地攻撃用の長射程ミサイルを配備する防衛省計画となっています。
他国を攻撃するミサイルを配備すれば、攻撃目標となり住民が巻き込まれる恐れがあります。また、他国の見知らぬ人々を犠牲にするかもしれないミサイルを、自分が住む町から発射することを受け入れることはできません。
演習の度、近くの畑で500本のろうそくによるピースキャンドルを灯し平和のメッセージを発信しています。吹雪の日はなかなか火が付かずたいへんだった。
描く文字は毎回変わるそうです ↓
他国の人を傷つけることも攻撃目標になることもゆるせない!
全国のつながりをつくるとともに、ひとつひとつの取り組みを進めていきましょう。
鯨津さん、ありがとうございました♪
◆大津市議会議員 中川てつや さんの市政報告
膨張する軍事費が私たちの生活を圧迫している。市議会では水道民営化への動きに反対討論をする。国による財政支援措置条項があるのに一度も実施したことがない。また、待機児童が全国最多なのに逢坂保育園の休園は考えられない。国と地域の政策はリンクしている。これを変えていかなければ。皆様の議会傍聴をお願いします。
◆辺野古新基地建設ストップ滋賀の会 高田恵子さん
12月13日、沖縄少女暴行事件の判決が下されます。
辺野古新基地のめどはたっていない。軟弱地盤調査をせざるを得なくなっています。沖縄は闘い続けている。私たちも責任がある。
垣根をつくらず沖縄のように、デニー県政を守ろう、新しい戦前にさせない、この思いをひとつに、スタンディングにお越しください。
▶12月13日(金) 17時30分~
辺野古新基地建設断念を!島々をミサイル基地にするな!
新しい戦前にさせない沖縄連帯行動〔JR・京阪膳所駅前広場〕
お知らせと行動提起
▶ 12/6(金) 18時~19時 イスラエルは虐殺をやめろ! ガザへの攻撃即自中止・命を救え! 駅前行動〔JR守山駅前〕
▶12/13(金) 17時30分~ 辺野古新基地建設断念を!島々をミサイル基地にするな! 新しい戦前にさせない沖縄連帯行動〔JR・京阪膳所駅前広場〕
戦争とめよう! つながり平和をつくろう!
皆さん、力をあわせて頑張りましょう♪