【報告】11.15団結まつり─軍事費と大企業の利益をコロナ対策に回せ!命と生活を守る社会をつくろう! 菅・維新政治は退陣! 辺野古新基地・カジノ・原発・解雇NO!

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11月15日、「軍事費と大企業の利益をコロナ対策に回せ!命と生活を守る社会をつくろう!11.15団結まつり」が大阪市・扇町公園で開催されました。

主催者挨拶

主催のZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)からは、コロナ対策にまともに取り組まず軍事費拡大を優先させる菅政権に反対し、「声をあげなければ殺される。市民の命と生活を優先する社会に変えていこう」と訴えました。

山川よしやすさん

平和と民主主義をともにつくる会・大阪の山川よしやすさんが11月1日の住民投票で大阪市廃止・大阪都構想を否決した勝利の取り組みを報告しました。山川さんは住民投票の意義として、維新をまず倒したこと、そして、維新と結びついて菅政権に打撃を与え、新自由主義を打ち破る展望を切り開いたことを強調しました。

連帯あいさつとして社会民主党大阪府連合副代表の大椿ゆうこさん、日本共産党大阪府委員会副委員長の太田いつみさん、MDS(民主主義的社会主義運動)副委員長の村田恵子さんが発言しました。村田さんは「コロナを克服し、貧困格差拡大を阻止する道は民主主義的社会主義だ」と訴えました。

さらに、労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会委員長の小林勝彦さん、ヘイトスピーチと闘うフリーライターの李信恵(リ・シネ)さん、大阪朝鮮中高級学校オモニ会会長の高己蓮(コウ・キリョン)さんから連帯のあいさつを受けました。

金城実さん

沖縄の彫刻家・金城実さんは発言で、新聞やテレビが権力に巻き込まれている状況を批判しました。そして、「グローバルゼーションというのは、金持ちが儲かるようになっていて、国民に強制する。たとえば軍事費だ」、「理工学部や、国の利益になるやつ。昔からそうだ。戦争につながっていく。金儲け。軍艦を作り、飛行機を作る。戦争にまつわる武器を作る。金が入る」「たとえば文学部。歴史家。俺みたいな芸術家。金にならない。だから国はこんな奴に金は払わないと言っておる」と日本学術会議問題の背景を指摘しました。

大阪市廃止反対運動の報告

ステージでは関西各地の仲間から、大阪市廃止反対勝利の闘いや、PCR検査拡大要求の対自治体要請行動の取り組みが報告されました。ZENKO沖縄参加団や広島・岩国参加団の報告、日韓ユース沖縄参加団の訴えなどが行われました。さらに、枚方駅前再整備問題や交野市・小中一貫校反対の取り組みなどが報告されました。

茨木市議選勝利に向けて、山本よしこと憲法生かそう茨木市民の会からの決意表明もありました。

恒例の綱引きもソーシャル・ディスタンスを守って民衆が勝利!

扇町公園の広い会場では、ソーシャル・ディスタンス綱引きで菅・松井連合を民衆が破り、クイズ大会も盛り上がりました。ZENKO実行委員会が会場の受付から模擬店、座席にいたるまでコロナ対策の準備を積み重ねる中、晴天にも恵まれて今年の団結まつりも大きく成功させることができました。

次はスピーキングツアー!