沖縄県民映画『GAMA 月桃の花』上映会
沖縄戦の実相を通して、人が人を殺す戦争の真実を今、伝える
安倍政権が日本を戦争する国にしようとしている今、
全国に訴える、沖縄からの平和のメッセージ
『GAMA 月桃の花』
1996年 日本映画/ビスタサイズ/110分
監督:大澤豊 出演:朝霧舞 川平慈英 平良トミ 國村隼 他
今から約20年前の沖縄戦終結50年目、沖縄戦で亡くなった23万余の人たちの名前を刻んだ「平和の礎」の建設をきっかけに文化人、演劇人、映画人、そして一部政財界人など、戦争を体験した人々の間から、沖縄の心を映像化しようという話が盛り上がりました。
沖縄県民だからこそ伝えていかなくてはならない沖縄戦の実相…。
一人の平凡な母親の目で捉えた日本唯一の地上戦。その姿を通し、世界へ平和のメッセージとして発信する作品となるよう願いをこめて製作されたのが、この映画です。
安倍政権は、戦争を行うために集団的自衛権の閣議決定を強行し、沖縄の辺野古に県民の反対の声を無視して軍事基地を力づくでつくろうとしています。
そして日本軍慰安婦問題をはじめ日本の侵略戦争の歴史を隠し、在日韓国・朝鮮人へのヘイトクライム(差別排外主義の憎悪犯罪)や中国・韓国との緊張をあおり戦争への地ならしをしています。
日本を戦争する国にさせないために、戦争の真実を、若い世代やたくさんの人に知ってほしいと自主上映会を企画しました。
宮里房(72)は海辺の村で琉舞を教えながら幼稚園を経営している現役の園長である。
同世代の沖縄アンマー(母親)の例に漏れず地獄の戦場を体験した1人である。
十数名の家族や親兄弟を次々と砲爆撃に奪われ、最後に追い詰められた摩文仁岬の洞窟(ガマ)から母と娘だけが奇跡的に生還してきた。敵は米軍だけではなかった。兵隊と避難民が雑居した洞窟の中では、いまわしい惨劇が繰り広げられていた。
だが、彼女はこれまであの洞窟の中で目撃した真相をだれにも語ったことがない。
語るに語れない恐ろしい秘密が房の胸の中には畳み込まれている。
※「GAMA(ガマ)」とは沖縄で「鍾乳洞」を意味する言葉です。
●「倒せ 安倍政権!辺野古新基地建設反対沖縄連帯行動参加(9月末に開催)」の報告もあります。
10月11日(土)@ドーンセンター
(地下鉄・京阪「天満橋」駅1 番出口より東へ約350m)
第1回上映 13:30 4F 大会議室3
第2回上映 19:00 5F 視聴覚スタジオ
<チケット> 事前予約受付中
前売り一般 1000円
非正規職・学生 800円
当日一般 1200円
非正規職・学生 1000円
<お問い合わせ>
平和と民主主義をめざす全国交歓会
TEL 090・8162・3004(川島)
Email zenkoweb★gmail.com